【レジ袋有料化】レジ袋削減は本当に必要?レジ袋が及ぼす環境への影響

レジ袋が環境に及ぼす影響から、世界ではレジ袋の有料化・撤廃する国が増えています。
もちろん、日本でもレジ袋の有料化が進められており、環境省がプラスチック製のレジ袋については、来年7月1日からすべての小売店に有料化を義務づける方針をまとめました。

2019年11月26日『ガイアの夜明け“レジ袋禁止”の衝撃!スターバックスのストロー革命は』が放送されるということで、レジ袋有料化について調べてみたところ、

中央大学の受賞論文で貝掛柚香子さんが書かれた『レジ袋削減は本当に必要か』というおもしろい論文があったので読んでみました。

そこで今回は、レジ袋が及ぼす環境への影響について考えてみました。

レジ袋の石油使用量は、日本の石油消費量のわずか0.2%

日本では年間約300億枚、一人あたり約300枚が使用されています。これを原料の石油に換算すると、年間50万キロリットル、一人あたり、わずか3リットルに過ぎない。

普通車で、30キロメートル分の外出を一日我慢すれば、一年分のレジ袋の節約ができる量。

日本の石油消費量は年間約2.4億キロリットルであり、このうちの50万キロリットル。つまり、レジ袋の石油使用量は、日本の石油消費量のわずか0.2%に過ぎない。

レジ袋のほとんどは、アジア諸国からの輸入品なので、実際には0.1%にも満たない

世間では石油消費量を削減できると言ってますが、これだけか・・・と思ってしまいますね。

有害な気体が発生することはまれ

基本的にレジ袋は高密度ポリエチレン製であり、酸化炭素と水が発生するだけ。

色つきのものは、顔料に金属元素が使われているものもあるが、銅が含まれる濃い緑色のものや、鉛の含まれる濃い黄色のものは、スーパーでは利用されていない。

ポリエチレンでも不完全燃焼すれば、発がん性物質であるベンゼンなどが発生する危惧があるが、高温で燃焼焼却すればその可能性は小さい

プラスチック製の袋は、薄くて発熱量が高く、エネルギー回収も効率的に行うことができるため、生ゴミだけ燃やすのに比べて、余計な原油を必要としない

処理の仕方さえ間違わなければ、逆に一緒に燃やした方が効率良いみたいですね。

レジ袋が及ぼす環境への影響

論文を読む限りでは、レジ袋削減が必ずしも資源の削減・大気汚染防止には繋がらないみたいですね。

では、『レジ袋有料化』は無駄な取り組みなのでしょうか?

いえ、そうではありません。ごみとなったレジ袋が及ぼす環境への影響は計り知れなく、プラスチック製のレジ袋を使い続けると、下記のような影響があります。

  • 自然環境では分解し始めるまで1000年以上かかり、ずっと環境に残り続ける可能性がある。
  • 動物が餌と誤って飲み込んでしまい、飢餓や栄養不良、脱水症状に陥り死んでしまう。
  • ゴミとなったレジ袋に含まれる有害物質が環境化に流れ出して、食物連鎖の末に有害物質で汚染された食品が食卓に並ぶ。

この他にも、環境への影響があるでしょう。

まとめ

今回は『レジ袋有料化』について考えてみました。

先にも述べまいたが、『レジ袋有料化』は無駄な取り組みではありません。

資源の削減・大気汚染防止についても『0』ではありませんし、その他の環境へ及ぼす影響を考えると必要な取り組みでしょう。

ただ、『レジ袋』だけに論点を向け過ぎず、全体を見て環境問題について考えていきましょう。

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